

久々の更新です。まずは最近の大きな出来事を一つ。
我が家のランランが出産しました。しかし、超難産となり帝王切開にて二頭の命を授かりました。
直前の(23日)レントゲン診断で子犬は四頭とわかっており、予定日(25日)の夜8時半頃から陣痛が始まりました。いつものパターンなら長くても2時間以内に最初の子犬が生まれます。しかしランがいくら頑張っても子犬が生まれません。
3時間が過ぎ、次第にランも疲れてきました。私の頭の中にも「これは異常分娩!」赤信号が点滅です。指を入れると子犬にさわれるのに…出てこない!指を入れて刺激を与え、より強い収縮を起こさせてみたり、栄養補給にハチミツを口に入れたりして深夜1時頃にようやく1番目の子犬が出てきました。たしかに大きいです。しかし本当に残念ながらもう亡くなっていました。死んでしまっている子をなめているランを見て、何とか次の子は無事であるよう祈りました。「一頭目だけ大きくて難儀したけれど次からは順調でありますように!」けれど次の子もなかなか出てきません。ブリーダー仲間から聞いた『お産で、母子もろとも死んでしまった、』という話が思い出されました。
そのうちランも疲れてきたのか陣痛が弱くなっています。それでもなんとか刺激を与えて午前3時に二頭目を出産。やった、生きてる…!女の子です。

そして次の子が、朝5時頃には指で触れるところまで下りてきました。が、この子がそこから動かない!出ません。ランも力を振り絞って私の刺激に応えますが、限界のようです。
一刻も早く獣医さんに診てもらいたくて朝7時すぎにT病院へ出発。八時到着。ちょうど出勤してくるナースや先生たち。九時からの診察にもかかわらずすぐに見てもらえて感謝でした。レントゲンを撮り、子犬の大きさとランの体力を考えて帝王切開となりました。
ランを預けて店に帰り仕事をしていたところ、T病院から電話です。
結果…三頭目の子はすでに亡くなっていましたが、まだお腹にいた四頭目の子は助かりました。こちらも女の子。手術が無事終わって、…安心しました。

まずは、ランがものすごく頑張った事。そして無事生きていること、そして子犬も二頭助かったことに、ありがたくてホッとしています。
T動物病院の先生やスタッフの皆さんにも感謝。そしてその日の午前にドッグホリデイにトリミングの予約をくださっていたお客さまにも「うちの子が難産で今病院、ご予約の時間に店に帰れないので別の日にあらためてほしい」という勝手なお願いを快くご了承いただいた事、本当にありがとうございました。
ランは経過もよく、傷口も気にせず子犬にお乳をあげています。子犬たちも元気で二頭しかいないのでオッパイの奪い合いもなく、よく飲んでいます。
また成長をアップしますね。

写真にコメント
・出産前のちょっと不安そうなラン
・子犬と、安心した表情のラン
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